「やられた感」あふれる “他社”のうまい販促事例(前編)
販売促進を生業としている100人に、他社の気になるプロモーションを聞いた。一般的な消費者に比べ、日々数多くの販促施策を見ているだけに、簡単なことでは驚かない。そんな彼らが、思わず「うまい!」と感じ、時には「やられた!」と悔しさすら覚えたキャンペーン・プロモーション事例を紹介する。
100人の売上アップ秘策!
新商品発売記念となる消費者参加型キャンペーンを展開
キャンペーン応募数4万5196通、出荷数量は2カ月で100万個を超える進捗
「クルマの消臭力クリップタイプ」を発売するにあたり、「あなたの人生で一番“クサかった”クルマのニオイ」というテーマでエピソードを募集。感動や笑いをくれた3作品にオリジナルカーを贈るキャンペーンをウェブで拡散した結果、4万5196通もの想いのこもったエピソードが集まった。
店頭やCM、ウェブのコミュニケーションを連動させるプロモーションを実施予定。
|
「食卓に季節を感じたい」女子心をくすぐる提案
一人当たり売上昨対比が120%
ひなまつりという季節行事に、「ひなまつりに何もしない人」(DINKSや、小さな女の子が家にいない)を新ターゲットとする「Oisix」での販売企画を実施。本気のひなまつりではなく、カジュアルに食卓に季節感を取り入れる提案をし、昨年対比で1人当たりの売上が120%に伸長。
Oisixのブランドの深化、拡大。
|
商品の応募マーク15枚1口で応募できた
応募するために必要な金額は通常基準の約5倍に設定していたが、同時期に行っていたキャンペーンと比較して約10倍の応募があった
2015年4月から2016年3月末まで「純金ベビースタープレゼントキャンペーン」を全国販売店にて実施。企画当時は純金積み立てや純金即売会など何かと「純金」が話題で…