「やられた感」あふれる “他社”のうまい販促事例(前編)
販売促進を生業としている100人に、他社の気になるプロモーションを聞いた。一般的な消費者に比べ、日々数多くの販促施策を見ているだけに、簡単なことでは驚かない。そんな彼らが、思わず「うまい!」と感じ、時には「やられた!」と悔しさすら覚えたキャンペーン・プロモーション事例を紹介する。
小売・サービス・流通・メーカーなどの販促担当者100人
(記名アンケート、無記名アンケートをあわせて)に、
自社で効果のあったプロモーション手法や、他社が手がけた気になる施策、
これからの戦略や注力すべき販促手法などを聞いた。
現在、活躍する実務家100人の回答から、
いまの販促トレンドや注力テーマが見えてくる。
販売促進を生業としている100人に、他社の気になるプロモーションを聞いた。一般的な消費者に比べ、日々数多くの販促施策を見ているだけに、簡単なことでは驚かない。そんな彼らが、思わず「うまい!」と感じ、時には「やられた!」と悔しさすら覚えたキャンペーン・プロモーション事例を紹介する。
「長尺ながら、二度見したくなる仕掛けが入っており、動画プロモーションとして秀逸」といった意見を多く集めた、宮崎県小林市の移住促進PRムービー。一見すると小林市に住んでいるフランス人が、美しい同市の様子を紹介する映像なのだが、最後に「二度見したくなる」どんでん返しがある。2015年8月の公開から、市PR映像としては異例となる180万回以上の再生数を記録した。
ずばり“売上”に貢献した自社プロモーションを、販促担当者に聞いた。手法は問わず、2015年から現在までの「いちおし施策」が集まった。また、各担当者の2016年度、強化したいプロモーションの方針やテーマも紹介する。
うなぎ需要が高まる7月1日~8月5日での国産うなぎ価格強化期間に、店頭×LINE連動企画を実施。店頭の対象商品に貼られたシールより、LINEスタンプがダウンロードできる施策を導入した。
「クルマの消臭力クリップタイプ」を発売するにあたり、「あなたの人生で一番“クサかった”クルマのニオイ」というテーマでエピソードを募集。
日本発のグローバルブランドを確立するため、中国、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、タイで同時にディズニー映画「シンデレラ」とタイアッププロモーションを実施。各国の記者を集めたPRイベントやテレビ・雑誌のマス広告、ウェブ動画、店頭告知などを行った。
「BIG KING」の発売にあたり、2015年11月6日~29日の期間中、「ビッグ○○○」と明記されている物を店舗にお持ちいただくと、「BIG KING4.0」が割引価格で提供されるキャンペーンを実施。キャンペーン効果により、「BIG KING」は売り上げ目標を大きく上回り、前年比116%となった。
2016年2月、新製品「トップ スーパーNANOX」発売にあたり、さまざまな汚れを落とすことに挑戦。着ぐるみの内側のTシャツについた汚れを落としてみせ、洗浄力の良さを生活者に伝達・体験してもらうという企画。その様子をSNS中心に拡散し、認知度向上を図った。
ずばり“売上”に貢献した自社プロモーションを、販促担当者に聞いた。手法は問わず、2015年から現在までの「いちおし施策」が集まった。また、各担当者の2016年度、強化したいプロモーションの方針やテーマも紹介する。
ずばり“売上”に貢献した自社プロモーションを、販促担当者に聞いた。手法は問わず、2015年から現在までの「いちおし施策」が集まった。また、各担当者の2016年度、強化したいプロモーションの方針やテーマも紹介する。