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企画実現のための「社内調整」お悩み相談室

社内調整のお悩み解決!「トップダウンの企画の進め方」編

コクヨファニチャー スキルパークシニアトレーナー 下地寛也

販促担当者へのアンケートでは、6割が「社内調整」に課題を感じています。上司、他部署への依頼・交渉をもっとスムーズにしたい!そんな販促担当者のリアルな悩みに対し、社内コミュニケーションを円滑にするヒントをお伝えします。

今月のお悩み

トップの思いついた企画を実現するのに困っています。

トップの意見ですから実現しなければいけませんが、要求事項が抽象的で漠然としていて苦労します。

--------流通・企画担当

トップは「目的」を担当は「手段」を考える

社長や役員のアイデアはいつもあいまいなもの。「この商品はシニア層にもウケると思うんだ。そこに訴求できる企画にできないかな」とか「ユーザーと双方向の情報のやり取りで商品の良さを伝える企画がそろそろウチも必要だと思うんだが」とか......。「で、具体的にどうするの?」と心の中でツッコミを入れたくなります。それでもトップの気持ちとしては、「自分があまり細かく指示を出しすぎるとそれが制約となって、担当者が自由に考えられなくなるかもしれない」と思っているかもしれません。

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