販売促進の専門メディア

販促NOW パッケージ編

「写真の力」を最大限に引き出すadidasのパッケージデザイン

アディダス「プッシュアップ バー」

071_01.jpg

全面に薄く引かれたグリッド線が、緻密に計算された完成度の高いトレーニング用品の雰囲気を醸し出す。

パッケージデザインにおいて、写真は強力な武器になる。写真にはそのパッケージの中身や使い方、機能だけでなく、その商品がある生活やターゲット、世界観など、さまざまな情報を強く伝達する力がある。パワフルな写真は店頭で商品を目立たせ、消費者の記憶に残す力を持つ。

アディダスのトレーニング用品シリーズのパッケージは、写真の力が実にうまく使われている。黒の背景は引き締まった印象を与え、一点を見つめてトレーニングに励む女性とその筋肉に当てられた光は、ストイックな毎日を想起させる。

パッケージデザインに写真を使う際、気を付けるべきことがいくつかある。

最も大切なのは、写真で商品コンセプトをより強く表現するための正しい計画を立てることだ。その商品を使う人、使うシーン、前後のストーリーといった視点でこの商品の情緒的価値や機能的価値をどう表現すべきかのアイデアを整理する。そのためのモデル・構図・光の当て方・奥行感・小物などについても、事前にディレクターとしっかり確認することが必要だ。時間と予算が許せば、プレ撮影による確認も有効な方法の一つである。

あと64%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

販促NOW パッケージ編 の記事一覧

「写真の力」を最大限に引き出すadidasのパッケージデザイン(この記事です)
ストッキングのパッケージに「漢字の力」を見る
ワインラベルにはなぜローカライズが要らないのか
「大人のたけのこの里」ヒットを支えたパッケージデザインの「トンマナ」
『あまちゃん』を観てるとカルピスが飲みたくなる?デザイン資産のつくり方
アプリ「Blipper」が切り拓く、「パッケージデザイン to オンライン(PtoO)」

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
販促会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する