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駅のショッピングセンターでの催しは、気軽に非日常感を味わえる場
吉祥寺在住の人気イラストレーター、キン・シオタニ氏のトークショー。立ち見が出るほど盛況だった。
「モノ」だけでなく「コト」の提供「いつ来ても楽しい!」を目指す
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"いつ来ても楽しいアトレ"を発信
月別イベントスケジュール(2013年6月版)の一部。リーフレットとして館内配布するほか、ウェブサイトで閲覧できる。
駅のショッピングセンターを運営するアトレは、商品やサービスといった「モノ」だけではなく、街や地域の人々と一緒に、さまざまなイベントを通して「コト」を発信していくという「a+PROJECT(アトレトプロジェクト)」を全社的に展開している。
このプロジェクトをまずスタートさせたのが、アトレの中でも売り上げ1位の実績を誇るアトレ吉祥寺だ。前身の商業施設「吉祥寺ロンロン」を2010年4月にアトレとしてリニューアルした際、イベントスペース・設備を一新。地下1階「ゆらぎの広場」(メインスペース)など大小6カ所のスペースのほか、各ショップのプライベートスペースも活用し、イベントを開催している。
前身の「吉祥寺ロンロン」では、メインのイベントスペースにグランドピアノを設置し、土日に各3回、年間300回のミニライブイベントを実施してきたが、アトレへのリニューアルに伴い、イベントの開催についても内容・手法、バリエーション、回数を再考。「アトレと一緒」、「プラスα」という意味をこめ「アトレトプロジェクト」を立ち上げた。
アトレ吉祥寺アトレトプロジェクトイベントグループリーダー 長岡瑞恵氏は、「アトレは駅ビルで、吉祥寺店にはJR改札口があります。出入り口だけでも約20カ所あって、まさに街の入口、玄関口になっています。イベント開催にあたっても、施設の集客アップよりも"いつ来ても楽しいアトレ"であることをお客さまに伝えることを目指しました。アトレに行くと、いつも何か楽しいコトに出会えると思っていただけるような場所にしたいと考えています。吉祥寺という街、アトレという施設、ショップ、個々の商品など、さまざまな接点から、それらのファンになってもらえるきっかけづくりになればと思ってイベントを企画しています」と話す。