「自己」と「他者」の評価を考える SNS時代のブランドコミュニケーション
企業やブランドの姿勢に対する共感は、実際に購買という経済活動にどこまでつながっているのだろうか。これまでブランドに対する消費者の感情について研究を行ってきた、上智大学の杉谷陽子教授に話を聞いた。
モノ・サービスの機能性の違いだけでは、差異が打ち出しづらいコモディティ化した市場環境においては、モノの背後にある企業の姿勢や考えに対する共感が消費者の行動を喚起するとも言われています。それでは、共感とはどのように醸成されるのでしょうか?またその企業やブランド姿勢に対する共感は実際に購買という経済活動にどこまでつながっているのでしょうか?実務の世界におけるコミュニケーション事例の他、人の共感が生まれるメカニズムにも迫りながら、マーケティングにおける共感の捉え方を考えます。
企業やブランドの姿勢に対する共感は、実際に購買という経済活動にどこまでつながっているのだろうか。これまでブランドに対する消費者の感情について研究を行ってきた、上智大学の杉谷陽子教授に話を聞いた。
モノの機能性以上に、そこから得られる体験価値が重視される時代において、「人」を中心としたデザイン思考をマーケティングに取り入れることが増えている。慶應義塾大学の修士課程必修科目「デザインプロジェクト」では、システム思考とデザイン思考を有機的に掛け合わせたプロセスを提唱する。その活用ポイントについて五百木誠准教授に聞いた。