広告主の視点なしに、広告は始まらない。広告宣伝活動を通じて社会的にインパクトを生む企業が今感じている課題、そして広告クリエイターに求めることとは?2024年に向けたヒント満載でお届けします。
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回答企業(50音順)


青山商事 販促部
クリエイティブコミュニケーショングループ
副部長兼グループ長
鍋島 薫
2024年の広告宣伝戦略において、注力したいこと
・創業60周年の「最強コスパ戦略」
創業60周年を迎えるにあたり、当社のコア価値「すべての働く人々に、高品質な商品を常に適正な価格で=最強のコスパで提供する」を改めて打ち出す。全商品の価格体系をわかりやすくした「最強コスパ戦略」を展開する。
・最大の商戦期「フレッシャーズ」の複合的なコミュニケーション設計
高校3年生(とその親世代)を中心とするターゲット層と「洋服の青山」ブランドとの距離を縮めるべくブランドムービーをWebで拡散する。またファン層が厚いメンズキャラクターを起用しているため、SNS上でファンコミュニケーションを実施。
・サステナブルな活動を積極的に発信
当社が取り組むサステナブルなアクションを発信するためにオウンドメディア「AOYAMACTION」を2023年10月に立ち上げた。今後情報コンテンツを拡充させていく。
広告のクリエイターに期待すること
・理解力
市況の変化や当社の立ち位置など、当社のマーケティング課題やボトルネックを複合的に理解し、それに対応できる理解力・分析力・洞察力。
・提案力・突破力
スーツはニッチでもあるがゆえ、正攻法が通じない部分も多い。「多様な課題をクリアしつつも、斬新かつ時代にマッチしていて、ターゲットに理解してもらえるメッセージ」を開発するのが優れた企画力だと考える。また統合型のコミュニケーション設計のスキルや温度感も必要不可欠。
・実行力
企画立案~決定~実行における各所のスケジュール調整をクリアし納品まで完遂する実行力と、プレゼン時の期待を超える着地へと導けることが最も重要だと考える。