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名作コピーの時間

コピーや広告についての 「よく出来てるね」という感想が苦手です

関 陽子

    想像力と数百円

    新潮文庫/1985年
    〇 C/糸井重里

    一瞬も 一生も 美しく

    資生堂/2006年
    〇 C/国井美果

    予想外

    ソフトバンク/2007年
    〇 C/石川英嗣、澤本嘉光

コピーや広告についての、「よく出来てるね」という感想が苦手です。

ビールとチューハイの酔いはどう違うのか、度数5%と9%の価値の違いとは何か、などなど、その製品にしか言えないコトを針の穴から刺し当てる作業をするのは面白いものですが、だから一方で、ドカンとすべてを焼き払う大きな言葉に憧れます。抽象的な言い方ですけど「あ、でっかい領土全部取られた…!」という感慨と嫉妬を覚えるもの …

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コピーや広告についての 「よく出来てるね」という感想が苦手です(この記事です)
僕は法学部なのにコピーライターを志望する確信犯になった。
「どう言うか」にバカみたいにこだわる。 
名作コピーは、ときに誰かの思い出になり、ときに誰かの人生を変える。
ぼくはコピーライターになりたいと思いました。
コピーはただの言葉じゃない。「企て」なんだ
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