IDEA AND CREATIVITY
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名作コピーの時間

ぼくはコピーライターになりたいと思いました。

中村直史

    神に触れた。息もできぬ。

    日本国有鉄道/1978年
    ◯ C/石田勝寿

    「角」÷H2O

    サントリー/1977年
    ◯ C/仲畑貴志

    くとぅば文化んでぃいーねー、
    いふぇーいいだたーさんやー。
    (コトバは文化だとか言うと、)
    (ちょっとおおげさになりますけどね。)

    セゾングループ/1990年
    ◯ C/糸井重里

コピーライターになりたいと思ったことがありませんでした。そもそも自分が何に向いているか、何をすべきか、さっぱりわかりませんでした。それが理由でずいぶん長い学生期間を過ごし、ひょんな縁で広告代理店に内定し、人事局の方に「クリエイティブ局に興味ある?」と言われ、コピーライターを志しました。そんな始まりでした。なんのトレーニングも受けていないし才能もあると思えないし、ただただ心配でした。

そんなときに本の中で見た古い国鉄のポスター。とある地方の滝が写っていました。本の1ページのどこかに小さく取り上げられたもので印刷も粗かったと記憶しています …

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ぼくはコピーライターになりたいと思いました。(この記事です)
コピーはただの言葉じゃない。「企て」なんだ
誰かの心に残る仕事を
「コピーコピーしてんじゃねーよ」
「心を動かすコトバには法則がある」
そうか「コピーは発見」なんだ。
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