私的に好き、でいいのかも。
オタク気質じゃないことが、コンプレックスです。何の疑いもなく好きな物をまっすぐに好きと言えて、熱く語れる人はかっこいいし羨ましい。かたや自分には趣味らしい趣味もなく、推しらしい推しも特にない。「いちばん好きな◯◯」みたいな質問に答えることにも苦痛を感じて生きてきたので、コピーを3つ選んでよい今回は、いくらか気持ちが楽でした。
名作コピーの時間
日清食品/1993年
◯C/石井昌彦、前田知巳
キューサイ/1990年
◯C/八名信夫
三共/1990年
◯C/勝部修
31歳から、コピーを学びはじめました。それまでは制作会社でCG制作やCMの企画演出をやっていて、現職に就くことになった際は、当然前職の延長上の仕事をやるものだと思っていました。「じゃあ、このコピー考えて。CM案もよろしく」。入社日に、師匠・上野達生からの言葉で脇汗をかきまくったのを覚えています。
31歳にして初体験を強いられる状況になりましたが …