IDEA AND CREATIVITY
クリエイティブの専門メディア

<求人>

上流から参画するブランド戦略型Web制作

それからデザイン

企画戦略の立案からデザイン、プログラミングまでワンストップで手がけるWeb制作会社「それからデザイン」。クライアントの顔が見える仕事を中心に依頼を引き受け、1社1社に対して丁寧な制作スタイルを貫いている。

左から堀孝文さん(制作部)、佐野彰彦さん(代表取締役)、渡辺勤子さん(経営企画室)、
斧山洋平さん(制作部)、佐山祐紀さん(制作部)

根底から企業を変えるWeb制作

クライアント企業を生まれ変わらせる――。代表の佐野彰彦さんは、Web制作を通じてその目標にチャレンジしてきたと話す。拡大し続けるWeb市場において、クリエイティブな存在であるデザインまでもが、大量生産・大量消費に陥ってはいないだろうか?同社では、本来デザインが持っている「企業を変革する力」を最大限生かすため、ブランド戦略から提案し、実際に、数々の成果を生み出してきた。

2004年、「それからデザイン」は、大手音楽関連企業のインハウスデザイナーだった佐野彰彦さんの個人事務所としてスタートした。社名の“それから”には、デザイン後の成果や反響を生み出せてこそクリエイターであるという意が込められている。「成果や反響を生み出すために、Web制作者はどうあるべきか?」を考え続けた結果、企画戦略の立案からデザイン、プログラミングまでワンストップで対応する、いわば、「ブランド戦略型Web制作」という独自のスタイルを確立してきた。現在では、大手企業の中でも新規事業、あるいは中小企業のコーポレートサイトなど、「ブランドが確立されていない商品やサービス」を中心に依頼を受けている。また、クライアントとの直接取引を基本とし、「お互いの顔が見える仕事」を優先させているという。それは、同社の最も得意とするクリエイティブは、クライアント企業に対して深くコミットしなければ発揮できないと考えているからだ。「具体的には経営課題のヒアリング、競合他社の分析などを行い、企画戦略を立てた上で、デザインに落としこんでいきます。上流工程から取り組むことで、企業を変える力を持ったクリエイティブが生まれます」と佐野さんは説明する。

たとえば、金属加工企業の「エフエス」のブランドサイトでは、BtoBの企業だとは思えないほどのエネルギーに満ちた個性的なビジュアルのサイトを制作した。まず、60社ほど同業他社のWebサイトを分析し、そのほとんどが機械のスペックと会社概要しか掲載されていないことに気づいた。最大のポイントは、コモディティ化している業界サイトの中でどのように差別化を図るか。金属加工の技術に魅力あるネーミングを施し、若手スタッフ座談会を掲載するといった企画を提案、それに合ったビジュアルを制作した。サイトのローンチ後、新規取引先も増え、同業者からも一目置かれる存在になりつつあるという。

それぞれの分野のプロフェッショナルが結集して、ブランディングを行うケースもある。働く環境を考える企業キーパーソンに向けた、コクヨのメディア「WORKSIGHT」ではWeb版のデザインと実装を担当。企画編集のブリッジワークス、雑誌版のデザインを担当するスープデザインとともに共通したブランド感を出しながら、Webならではの機能、人気記事ランキングやレコメンド機能などを積極的に取り入れ、レスポンシブ化するなど、ユーザビリティにも配慮している。

01,02 WORKSIGHT(コクヨ)サイト

ブランディングに欠かせない3つの要素

「それからデザイン」のスタッフは現在7人。クライアントの望む成果を生み出すために、デザイナーもクライアントの事業を深く理解し、信頼関係を築くことが大切、という考え方から、あえて明確な分業制を敷いていない。そのため、主にデザインを担当するスタッフでも、クライアントとの連絡窓口を務めたり、スケジュールを管理したりとディレクター的な動きをすることもあり、マルチに活動する。「複数の役割を担うことで、仕事の全体像を把握でき、参画意識が高まります。クライアントとの関係も良好になり、やり甲斐も生まれます」と制作部の斧山洋平さんは話す。

同社には「ライブ休暇」という、仕事以外で表現活動にあて、音楽や文化を楽しむための一風変わった休暇制度がある。佐野さん自身、音楽家としての活動もしていることから、感性を刺激する活動を大切にし、支援する柔軟な社風がある。「デザイナーも、単にデザインがうまいだけでは続けられない時代になるでしょう。企画戦略をどのようにビジュアルに落とし込んでいくか、その一連をプロデュースする力が求められています。そういう総合的な力を養ってもらいたい」。一見、デザインとは関係のない人生経験が、デザイン力やクライアントへの提案力を高めることにつながる、という信念を持っているという。

「ブランディングを成功させるには、対象となる商品・サービスがモノとしていいか、それをどのように伝えるかの企画戦略、デザイン・プログラミングの制作物としての出来栄え、この3つが必要不可欠です」。

成果を生み出す企画戦略には法則があり、メソッド化できると佐野さんは考えている。現在、同社では、過去に企画し成果を生み出している仕事を再分析し、独自の企画戦略メソッドをつくっている。「このメソッドが完成したら、Web制作会社に使ってもらい、Web業界そのものの価値を高める活動をしていきたいと思っています。いわば企画メソッドのオープンソース化です。Webサイトをただ単につくるだけではなく、ブランド構築や成果につながる本質的なWebサイトを提案する会社を増やし、中小企業やスタートアップの企業を支援する動きを活性化していきたい」と話した。

純度の高いブランディングを行う姿勢が評価され、最近では、ロゴやCIなどの依頼も増えており、活躍の場を広げている。

03,04 Global Learning Center(ベネッセコーポレーション)サイト、ロゴ、コンセプト開発

05 エフエス コーポレートサイト

    RECRUIT NAVI

    【求人情報】
    それからデザインは、以下の職種を募集しています。

    ●WEBデザイナー

    詳細は http://www.sole-color.co.jp/recruit/ へ。

<求人> の記事一覧

人が中心の、デザイン会社
クリエイターの楽園を目指して
新世代のスペシャリストが集結
技術よりも、想いでつくるチームでありたい
アイデアを生み出すよろこび
ユーザーの喜びを生む体験をデザインする
上流から参画するブランド戦略型Web制作(この記事です)
一歩先ゆく「仕組み」をつくる
マーケティング視点でユニークな提案

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
ブレーンTopへ戻る