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通信と放送が融合する時代のテレビCM活用

経営視点でも注目を集めるテレビ コンテンツ制作力を生かしたビジネスモデルへ

橋本直久氏(CCCMKホールディングス)

CCCMKホールディングス
メディアソリューションDivision
General Manager
橋本直久氏

2001年PR会社プラップジャパン入社、その後NTTグループにて広告や事業開発に従事し、2014年からCCCグループ。現在、約7000万人のT会員が生み出す購買データと、それに直接つながる全国約46万人のテレビデータや約4000万人のネットデータを活用して、新しいマーケティングソリューションを開発・提供中。

    Q テレビ広告の活用について広告主が抱えている課題・注目している領域とは?

    A テレビに対する期待は、マーケティング、さらに経営の領域にも広がっている。

    広告主の中でも、よりマーケティング活動に近い部分でテレビに関する相談が多くなりました。以前はテレビに期待することは、ブランド・商品認知が中心で、それゆえマーケティングというよりは広告宣伝などの部門の担当でした。しかし、プロモーションの一機能として“告げる”だけでは、広告主のマーケティング目標には届かないことが多いとわかってきました。

    そのため、テレビの効果をどこに置くべきかを悩んでいる広告主が多いと感じています。その表れとして、CCCMKホールディングスではテレビのプランニングや検証を担うことが多いのですが、その領域として、アクチュアル(発注出稿量の担保)から始まり、設定したターゲット層へのリーチ率(人数)、マーケティングKPIに対するCV(購買等)と...

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