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通信と放送が融合する時代のテレビCM活用

CTVにより取得可能なデータは急増 地上波とOTTの横断分析がますます重要に

片岡秀夫氏(TVS REGZA)

TVS REGZA
クラウド事業センター
センター長
片岡秀夫氏

1987年、東芝に入社。広告部でTVスポット発注と効果測定を担当。各事業部の製品ターゲットに基づくAタイム番組指定から局傾斜発注等を実践。ブランドリフト調査による投資効果測定。東芝 Web 立上げ、DVD規格とDVDオーサリングスタジオ立ち上げ、2001年に世界初HDD&DVDレコーダー企画・開発と視聴ログサービスを2006年開始。2012年からレグザのクラウドサービスと視聴データビジネス開始。

    Q 広告主によるテレビ広告活用の潮流は?

    A TVerのプレミアム広告の活用が拡大している。

    デジタル広告によるデータドリブンなターゲティングや効果測定が良質なテレビ放送系コンテンツでも活用できるという観点で、TVerでのプレミアム広告の人気が高まっています。同インストリームCMは、スキップされないという点も評価されています。

    TVerはスマホのみならず、テレビ画面上での視聴が急激に増加しており、放送局としてもテレビスポットやSAS(Smart AD Sales)とのセット売りパッケージを増やしていくものと考えます。さらに、テレビスポットやタイム、SASでも、数100万サンプルを活用した各種ターゲティングや、獲得されたリーチによるCPM算出が可能となるなど、大規模な訴求、見込み顧客開拓の...

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