「CMO CLUB GLOBAL」では「マーケターの、マーケターによる、マーケターのための組織」を目指して、各業界ごとに6名のボードメンバーを選出。そのメンバーが中心となって年間の活動を設計・実行しています。
ボードメンバーが主体となった活動の第1弾として、4月から各ボードメンバー6名がリーダーとなってマーケティング課題について議論する、分科研究会がスタートしました。
今年の分科研究会では「パーセプションチェンジによる老舗ブランドの持続的成長」「経営とマーケティング」「マーケティングにおけるテクノロジー活用」「アドエクスペリエンス」「新規事業とマーケティング」の5つのテーマについて、リーダーを中心に関係する4名程度のCLUBメンバーが参加して、ディスカッションを実施してきました。
前号、7月号では「パーセプションチェンジによる老舗ブランドの持続的成長」「経営とマーケティング」「マーケティングにおけるテクノロジー活用」「新規事業とマーケティング」の4チームのディスカッションの模様を紹介。今号では1回目の分科研究会を終えた「アドエクスペリエンス」チームのディスカッションの様子を紹介します。
Theme:05 アドエクスペリエンス
目指すはパーパスが伝わる「広告」 効果測定のしづらさをどう乗り越えるか?

「CMO CLUB GLOBAL」の2020年のボードメンバーのひとりである、日本コカ・コーラ マーケティング本部 ICX バイスプレジデントの河合英栄氏がリーダーとなる研究会のテーマは「アドエクスペリエンス」だ。
河合氏は2019年11月に東京・ANAインターコンチネンタルホテルで開催した「宣伝会議サミット」に登壇し、「広告が『ジャマ者』から脱却するためにコカ・コーラが取り組む3つのアプローチ」をテーマに基調講演を行った。河合氏は、講演の中で...