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コンテンツマーケティング

大和証券、身近な話題で子育て世代に接点をつくる「SODATTE」

井上真紀/古田あきこ(大和証券)

多岐にわたる、コンテンツマーケティングの実践スタイル。ここでは、中でも主流となっているオウンドメディアの立ち上げ、分散型メディアの活用を進める3社のケースを紹介します。

ユーザーの6割は新規 投資に関心の薄い層との接点に

証券会社にとって、若年層や女性など、投資に関心の薄い層との接点づくりはコミュニケーション上、重要なテーマだ。特に30~40代の子育て世代からの関心の薄さに課題を感じていた大和証券では、投資に対する難しいイメージを少しでも和らげて、興味を持ってもらおうと、2016年に子育て世代へ向けたオウンドメディアサイト「SODATTE」を立ち上げた。

企画に関わる、ダイレクト企画部推進企画課次長の井上真紀氏と同課 課長代理の古田あきこ氏に話を聞く。

オウンドメディアを立ち上げたきっかけについて、古田氏は「当社は現在50~70代のお客さまが大半を占めているので、30~40代の子育て世代の方をターゲットにした新しい施策が必要だと考えていました。若い方は特に証券会社を遠い存在に感じている方も多いため、オウンドメディアの『SODATTE』から入っていただくことで当社との接点を自然につくれたらと考え、"子どもも育って、お金も育って"というコンセプトのもと立ち上げました」と話す。

「SODATTE」の内容は子育てといった身近な話題の記事から教育資金、マネーレッスンまでさまざま。外部パートナーと連携しながら月に2回、5~6本のペースで更新している ...

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