多岐にわたる、コンテンツマーケティングの実践スタイル。ここでは、中でも主流となっているオウンドメディアの立ち上げ、分散型メディアの活用を進めるケースを紹介します。
取材先の選別・判断は人任せではなく自分で担当
文具事務用品(画材、筆記具など)の製造販売を行う当社は、「表現の道具箱」という、開発者のこだわりとぺんてる製品の愛用者の声を、社内外に広く伝えるメディアを公開しています。当社のコーポレートビジョン「感じるままに想いをかたちにできる道具をつくり、表現するよろこびを育みます」を、オウンドメディアを通し醸成できたらと、2013年11月に立ち上げました。
私は国内のコミュニケーションデザイン業務を行う傍ら、本ブログの企画編集も行っています。中でもコンテンツを企画する際には「注目され拡散されやすい情報源」を、人任せではなく、自分で選別するよう心がけています。
「表現の道具箱」は、文房具や画材ファン向けのメディアではありますが、実は当社の若手社員にも意識しています。熟練開発者や愛用者のこだわりを、インタビューを通し深堀りすることで、ソフトな技術伝承や情報共有ができたらと考えました。外向けの体を成したメディアの方が、自社のことをわかりやすく知るきっかけになります ...
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