編集部ではテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、ウェブなど15媒体の責任者に「2024年の注目キーワード」を聞いた。PR施策を設計する上で、メディアの関心を押さえることは欠かせない。キーワードから逆算して自社のネタを発掘し、メディアが取り上げたくなる企画づくりのヒントにしたい。
『がっちりマンデー!!』
コンテンツ:知られざる「茨城県」チェーン
公開月:2023年7月、10月
茨城県にはなぜか、ほぼ県内だけ、というチェーン展開をする飲食店が数多く存在する。そんな、オリジナリティあふれる、かつあまり他県に知られていないさまざまな「茨城県チェーン」の秘密を取材。なぜか、全国的に人気で、2023年の番組最高視聴率を獲得。
2024年に到来すると思うキーワード
1.ガラパゴスコンテンツ(限られたエリアで熱烈な支持があるもの)
2.ネオ・風物詩(◯月◯日だから、皆で一緒に〇〇をやろう!という消費行動)
3.インドネシア
広報担当者に向け一言 or 上手いと思った情報提供
特長つかんだネーミングに感銘
農機具メーカー筑水キャニコムの草刈機の「アラフォー傾子」というネーミングは、ユーモアだけでなく、商品の特長が強烈なインパクトで伝わる。その独特のマーケティング力に感銘を受けた。
関西テレビ
企画:『火曜は全力!華大さんと千鳥くん』(毎週火曜22時~)TVerお気に入り登録者数100万人突破
公開月:2023年11月
カンテレ制作の全てのドラマ・バラエティーの中で歴代1位となる記録。本番組は2021年4月のスタート当初から、地上波視聴率と共に、配信を通じてコア層への番組認知の向上に力を入れており、XやInstagram、TikTokで積極的にコンテンツを展開してきた。
2024年に到来すると思うキーワード
1.地上波テレビ番組 ストック型、フロー型の明確化
2.アテンションタイム(アイトラッキング技術)
3.クリエイター・可哀想に!さん