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メディアの現場から

『ナニコレ珍百景』企業・自治体など「驚きの風景」を扱う

保坂広司氏(テレビ朝日)

報道対応を担当するPRパーソンにとって、気になるのがメディアの裏側。企業取材のスタンスや、プロデューサーや編集長の考えに迫ります。

『ナニコレ珍百景』DATA
放送局 テレビ朝日系列
放送曜日 日曜
時間 19時~19時58分
出演 ネプチューン(名倉潤、堀内健、原田泰造)、斎藤ちはる(テレビ朝日アナウンサー)

『ナニコレ珍百景』はネプチューンの名倉潤と堀内健らが司会を務めるバラエティ番組。全国各地から寄せられた珍しい風景のVTRを、原田泰造とゲスト2人が観て全員が認めれば「珍百景」に登録される。「日曜夜7時の時間帯なので家で観ているお子さんとその親御さん、さらに50代60代以上の方々を特に意識します」と番組の総合演出を手がけるテレビ朝日の保坂広司氏は話す。

原田とゲストが登録かどうかを判定(2023年12月10日放送)
レギュラーの原田泰造に加え、2人のゲストが判定。3人全てが認めれば珍百景登録が決まる。この日のゲストは中山秀征とSHELLY。

2023年12月10日は全国各地の大学や高校の珍しい学食風景を取り上げた。ビル1棟が全て学食になっている東京・八王子の中央大学やホテルの高級ステーキがメニューとなる兵庫県の神戸学院大学などだ。山梨県の日川高校の学食は生徒が容器に入れたごはんさえ持参すれば好きなおかずをたっぷりのせてもらえる。「取材のお相手は10代の生徒や若者です。従って撮影の際は、テレビっていいなと思ってもらえるよう、接し方に充分配慮するよう徹底しています」と保坂氏は語る。

ごはん持参で好きなおかずをたっぷり(2023年12月10日放送)
山梨県・日川高校の学食は容器に入れたごはんさえ持参すれば好きなおかずをたっぷりのせてもらえる。

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