ローカルで人気のテレビ番組や地元情報をきめ細かく伝える新聞・雑誌の編集方針や人気の秘密、つくり手の考え方を紹介します。
北海道文化放送(UHB)『みんテレ』 | |
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放送日 | 毎週月曜日~金曜日16時48分~19時 |
放送開始 | 2015年3月 |
放送エリア | 北海道 |
出演者 | 廣岡俊光、千須和侑里子、八木隆太郎(いずれもUHBアナウンサー)、菅井貴子(気象予報士)、森本稀哲、石井雅子、石黒佳奈、喜多よしか ほか |
スタッフ数 | 68人(うち報道スタッフ41人、情報系スタッフ27人) |
人気のコーナー・企画
「キセキの食堂」シリーズ(毎週木曜日)
地元で愛される飲食店を紹介し、看板メニューに込められた秘話やお店にまつわる人の裏側に迫るコーナー。2020年春の改編で、若い女性の視聴者層をターゲットにした「きせきのスイーツ」が新たにシリーズに加わった。
明るい散歩(毎週水曜日)
石井雅子リポーターと福本義久アナウンサーによる街ぶら企画。散歩をしながらグルメや人との出会いを紹介する。今後、地元の人に「この街のNo.1」を調査し「街のベスト5」を決めランキング形式で発表するコーナーにリニューアル予定。
道の駅完全制覇プロジェクト ~Season1道央・道南編~(2019年8月13日~9月5日)
北海道の道の駅全124カ所を自転車で回るという大型企画。Season1では、入社2年目(当時)の川上椋輔アナウンサーが道央・道南エリアの道の駅46カ所を巡った。地元の住民との温かい触れ合いが高い反響を得た。
北海道文化放送(以下UHB)が月曜から金曜の4時48分~7時の帯で放送している情報番組『みんテレ』。「北海道のみんなと、ここから。」をコンセプトに、北海道の食・トレンド・ライフスタイルなどを中心に伝え、お茶の間を沸かす。
2015年3月に『みんなのテレビ』として放送開始。2019年4月に番組の愛称だった「みんテレ」を正式タイトルにしてリニューアルした。2020年4月から放送開始時間を約1時間繰り下げたのに伴い、番組の構成も大きく変更。メインターゲットをシニア層から20~40代の女性へとシフトさせた。
民放4局が激しく争う時間帯
「『北海道で今起きていることをどう伝えるか』が1番のポイントです」。こう語るのは、番組プロデューサーの丹羽聖一氏だ。内容はグルメやスポーツ、芸能など多岐にわたるが「ターゲット層が今どういう情報を求めているのかを日々探っています」と話す。
UHBが夕方の生情報番組を開始したのは2011年4月。当時、道内ではすでに『どさんこワイド179』(札幌テレビ放送)、『イチオシ!!』(北海道テレビ)『グッチーの今日ドキッ!(現:今日ドキッ!)』(北海道放送)が放送中で、在札局の中では最も後発での参入だったという。
民放4局がしのぎを削る中、後発参入となったUHBにとっては、「他局の番組構成を読み、情報が被らないようにすること」もひとつの策だという。「トップニュースを出す時間帯をずらしたり、CMの位置を変えたりして、毎日視聴率グラフを見ながら頭を悩ませています」と丹羽氏。
みんテレは4月の改変で16時台の放送から撤退。他局が全国ネットニュースを放送する17時台から...