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特別対談

日経DUAL×VERY編集長対談 子育て世代が輝くためにメディアができることとは?

ママ世代の女性たちを読者とする媒体二誌の編集長が「子育て世代」に向けた情報発信方法について語った。

日経BP社 日経DUAL編集長
羽生祥子氏(はぶ・さちこ)

編集工学研究所などを経て、2005年日経BP社へ入社。12年に『日経マネー』副編集長に就任し、13年11月に「日経DUAL」を創刊した。帝塚山学院大学非常勤講師、15年度内閣府少子化対策大綱作成有識者会議メンバー。

光文社 月刊VERY編集部 編集長 兼 ブランド事業室長
今尾朝子氏(いまお・あさこ)

『CLASSY.』編集部にてフリーライターとして活躍し、1998年に光文社へ入社。『VERY』編集部、新雑誌開発室、『STORY』編集部、『STORY』副編集長を経て、2007年より現職。

読者の欲求を言語化する

羽生 ▶夫婦がともに働き、ともに子育てに関わることが当たり前の社会を目指して働くママとパパをターゲットとしたウェブマガジン「日経DUAL(デュアル)」を2013年に立ち上げました。その際、ママ雑誌の先輩であるVERY編集長の今尾さんにお会いしたいと思っていました。読者からもクライアントからも選ばれている秘訣を編集長としてどう捉えていらっしゃいますか。

今尾 ▶ありがとうございます。おかげさまでVERYは今年20周年を迎えます。「働くママも専業主婦も応援するし、お互いに分かり合っていこうね」というスタンスでして、社会で働き、結婚して母になったときにより良い生き方を求める女性たちが読む雑誌、というイメージでつくっています。

タイアップ広告をたくさんいただけるのはありがたいことです。でもそれに伴い、制作費も印刷費も高額になっていきますから安泰というわけにはいきません。読者は常に進化しているのでおもしろくないと思われれば、すぐに読者を失うという危機感のほうがむしろ強いです。ただ …

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