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アサヒとユナイテッドアローズ、「IR優良企業賞」初の大賞に

2014年度「IR優良企業賞」

見習うべきIRの取り組みを表彰する「IR優良企業賞」。2014年は、投資家などと質の高いコミュニケーションを取り、経営に活かす企業が高く評価された。

2014年12月11日に都内で開催された表彰式でスピーチする、
アサヒグループホールディングスの川面克行代表取締役副社長。

日本IR協議会は2014年11月、2014年度「IR優良企業賞」を発表した。この賞は、IRに積極的に取り組み、市場関係者の高い支持を得るなど優れた成果をあげた企業を表彰するもので、今回で19回目の開催となる。IR優良企業大賞には、アサヒグループホールディングスとユナイテッドアローズが選ばれた。いずれも大賞を受賞するのは今回が初めて。

審査対象は、日本IR協議会の会員企業のうち、株式を公開している企業。2014年度は261社が対象となった。

大賞に輝いた、アサヒルグープHDでは、経営トップが投資家と対話し、企業価値向上という目標を共有しながら経営改革や資本政策に取り組んでいる。投資家向けの説明会や取材対応の際に的確なロードマップを示す姿勢や、IR部門を社長直轄とし、経営陣と綿密に意思疎通が図ることができる体制などが評価された。

また、ユナイテッドアローズは、IRに関する情報開示が質・量ともに優れていることや、投資家の意見を社内に工夫して伝える姿勢などに定評があった。また、経営トップが投資家との対話を積極的に経営に活かそうとする姿勢も受賞を後押しした。

日本IR協議会によると、2014年度の受賞企業には、トップによる積極的な投資家との対話姿勢や、中長期経営計画の策定にあたって、持続的成長に向けたロードマップを示し、同時に資本効率向上や株主還元の姿勢も明確にしているといった特徴があるという。

審査員長の北川哲雄氏(青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科教授)は「IR優良企業に選定された企業は資本市場との対話を重視している。事業環境が変動する際にも説明責任を果たし、かつ財務情報のみならずESG(環境、社会、ガバナンス)などの非財務情報にも着目し、企業価値をつくり出すプロセスを力強く、ロジカルに説明している」とコメント。投資家や市場と質の高い対話を続け、経営にフィードバックする姿勢の重要性を改めて示した。

第19回 IR優良企業賞受賞企業

[IR優良企業大賞]
アサヒグループホールディングス
ユナイテッドアローズ

[IR優良企業賞]
味の素セブン&アイ・ホールディングス
東京海上ホールディングス
三井化学
三菱重工業

[IR優良企業特別賞]
塩野義製薬
セイコーエプソン
日本電信電話
日本ハム
三井物産

[IR優良企業奨励賞]
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム
福岡リアルティ

 

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