第15回販促コンペのゴールド発表
4446点の企画が集まった今年の「販促コンペ」。今号では、グランプリ、ゴールド、シルバー、学生賞、審査員個人賞作品を一気にご紹介します。審査員の講評や受賞者コメントに加え、最終審査会や贈賞式の様子もレポートしています。
販促会議 企画コンペティション
協賛企業 エクシング
【受賞者】山本 啓太(会社員)、槻舘 翼(IN FOCUS)
「どうしたらこんなアイデアが思いつくのだろう?」過去の受賞作品を眺めながらそんなことを思っていた、あの販促コンペで受賞することができました!しかもW受賞……身に余る思いです。たくさんの応募作品からみつけていただき、本当に、本当に、ありがとうございました!アイデア、実現するといいなぁ。
歌うもよし、歌わぬもよし。社会人がカラオケボックスに行きたくなるアイデア
※企画書の一部を掲載
ビーコンコミュニケーションズ
エグゼクティブ クリエイティブディレクター
井上 忠司氏
社会人がカラオケに行く前のインサイト、行動パターンを読んで、考えられた企画です。過去にも似たような企画はあったとは思いますが、いかにも歌ってみたくなる人生の悲哀(?)を企画として成立させていて、それらのひとつひとつがよく考えられていて大変面白い。「ちょっとカラオケでも行ってストレス発散してみよう」という時代が戻ってきた感じが嬉しいと思いました。よく考えられたアイデアなので、使い捨てにしないで、これをどうにかすると割引になるくらいはあってもよかったかもしれません。
SHIBUYA109エンタテイメント
SHIBUYA109 lab.所長
長田 麻衣氏
最近若者と話していると、消費において「言い訳」を必要とすることがあるなと感じます。これは若者だけではなく、社会人がコロナ禍を経て生活の中で制限されてしまった体験や消費を取り戻す場合にも、求められているのではないでしょうか。この企画は「本当はカラオケに誘いたいけど、断られるリスクとか考えると誘いづらい…」という社会人に、言い訳のきっかけを自然につくってくれる企画だなと思いました。カラオケに行くまでの流れ、やりとりが目に浮かびます。コースターのデザインもカラオケならではの魅力が反映されていて、SNSで共有したくなるのもポイントです!
協賛企業 神戸市役所
【受賞者】福田 一則(大学院生)
審査員のみなさまとほぼ同世代、受賞者の方々とは異業種、そして大学院生の身分での応募と、アイデアの異種格闘技の中の異種でありながら賞を頂けましたこと、大変光栄です。作品は自分で土俵をつくった感がありますが、途中からワクワクしながら考える...