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「Kit Oisix」累計出荷数1億食を突破「ミールキット」の定着で認知拡大

Kit Oisix

レシピと分量ぴったりの食材がひとつのパックに入った「Kit Oisix」。主菜と副菜の2品を20分で作ることができる便利アイテムは2013年の誕生以来ファンを増やし、2021年11月には累計出荷数1億食を突破した。

    DATA

  • 商品名:Kit Oisix
  • 参考小売価格:2人前980円(税抜)〜
  • 主な販路:Oisix公式サイトからの申し込み、一部取扱店舗

「Kit Oisix」はこうして誕生した

──「Kit Oisix」誕生の経緯を教えてください。

私たちは「つくった人が自分の子どもに食べさせられるもののみを食卓へ」をコンセプトに、有機野菜や特別栽培野菜、添加物を極力使わない食材のEC宅配サービスを2000年から展開してきました。

利便性を高めるサービスのひとつに食材とそれを3日で使い切るレシピがセットになった「ウレシピ」セットがありました。このサービスを休止したとき、惜しむ声がたくさん寄せられました。これが「Kit Oisix」誕生の兆しになりました。

当社はお客さまへのヒアリングに注力していて、展開しているサービスに関することや購買頻度が下がった理由、退会理由も聞いています。頻度が下がったり、退会したりするお客さまには大きくふたつのパターンがある。まずは時間がなくて料理をしたくてもできないこと。もうひとつはそもそも料理があまり得意ではないことでした。

「ウレシピ」セットで感じた兆しとヒアリングで見えた課題感を組み合わせ、レシピと分量ぴったりの食材・調味料がひとつのパックに入って、主菜と副菜の2品を20分で作ることができる商品を考えました。お客さま向けのテストでも反応が良かったので、テスト販売を経て2013年7月に正式に「Kit Oisix」サービスを開始しました。

──累計1億食を突破しましたが、最初から反応はあったのでしょうか。

これまでにないサービスだったので説明は必要でしたが、一度使うと良さを理解してもらうことができました。ヒットの予感はありましたが積み重なった数字をみて、感慨深く思っています。

ミールキット
主菜と副菜の2品が20分で完成する「Kit Oisix」。食材は基本的にカットされ、調味料も必要量が届き食品ロス軽減も実現する。小松菜などの一部野菜はカットが必要だが、手抜きへの罪悪感軽減にもつながっている。「キッズOK」「シェフ」「デイリー」などのカテゴリーだけではなく、近年は味噌づくりや梅干しなどの「手仕事」シリーズ、ハロウィンやクリスマスなどの「イベント」シリーズ商品などもあり、バリエーションを広げている。

レシピ
メニューは常時20種類以上が週替わりで提供されている。人気シェフや料理研究家が監修する「シェフ」カテゴリーも用意している。また外食チェーン「大戸屋」が監修した「大戸屋監修!鶏と野菜の黒酢あん」も販売した。賞味期限についても「フローズン」を指定すれば到着後最大23日まで保証される。「Kit Oisixコドモニター」では、ユーザーの子どもを招待し、試食してもらい評価を受ける。利用者の声をサービス改善につなげているのも「Kit Oisix」の特徴だ。

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