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日本文具大賞を受賞した ほぼ日のアースボール

ほぼ日のアースボール

国境も国名もないAR地球儀「ほぼ日のアースボール」は、AR技術を活用し、リアルタイムで地球の変化を見ることができる。2021年日本文具大賞も受賞したこの最先端の地球儀について、開発担当の古謝将史氏に聞いた。

    DATA

  • サービス名:ほぼ日のアースボール
  • 実勢価格:3960円
  • 主な販路:公式ウェブストア「ほぼ日ストア」、文具店、書店、玩具店など

今だからこそ役に立つ地球儀に

──地球儀を開発するきっかけは。

現在販売しているモデルは2020年の11月に発売したセカンドタイプになります。前身のモデルは2017年12月に発売しました。地球儀を作ることになったのは、代表の糸井重里が気軽に扱うことができる地球儀があってもいいのではないかと思ったことがきっかけです。糸井のイメージをベースに、家にあって、今だからこそ役に立つ地球儀とはどんなものかを考えました。そこで地球儀から世界の情報が得られると面白いのではないかということで、アプリをかざすとARで情報が浮かび上がるアイデアと結びつきました。

ファーストモデルは軽く扱えるようビーチボールを応用しました。発売当初はかなり売れたのですが、5500円という価格がビーチボールとしては高く感じられていました。原価の問題もあり、販路も限定せざるを得ませんでした。

そこで次のモデルでは価格も抑えながらより良いものを出したいと知恵を絞りました。その一つとして、国境も国名も入れない、宇宙から見たような地球の姿にすることで、世界共通で受け入れられるものになりました。また、ARのアプリにも、地球上の「雲・雨・気温」の分布がリアルタイムおよび一週間の変化で浮かび上がるコンテンツを追加しました。現在は合計21種類(2021年1月現在)のコンテンツがあります。

──現在の売れ行きは。

発売開始から約1年、2021年12月の時点で10万個を販売しました。セカンドモデルは公式ウェブストア以外に、文具店や書店、百貨店や玩具店など売り場を拡大することができました。

セカンドモデル
2020年11月に発売した現行モデルはセカンドモデル。初代からサイズと素材を変更し国名、国境線も無くした。ARコンテンツも追加し「いまの地球」と「一週間の地球」など21種類に増えた。価格も抑え、販売店の拡大にもつながった。

体験こそが最高のプロモーション

──セカンドモデル発売時のプロモーションを教えてください。

この商品は実際に触れて、使うことで驚き、感動して人に伝えたくなる物です。発売のタイミングでメディアや著名人向けにサンプル商品をプレスキットとして送りました。それをきっかけにテレビの情報番組で...

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