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情緒に訴えるカラーラインナップ「ユニボール ワン F」

ユニボール ワン F

三菱鉛筆のゲルインクボールペン「ユニボール ワン F」は、ボールペンとしての機能の良さに加えて、特徴あるカラー名も話題となり発売から3カ月で初年度目標を達成した。

    DATA

  • 商品名:ユニボール ワン F
  • 実勢価格:300円
  • 主な販路:文具店など

発売3カ月で初年度目標を達成

──2021年9月発売後の実績を教えてください。

発売開始から3カ月で初年度に目標としていた売り上げを達成しました。好調な売れ行きではあるのですが、一部の色で、店頭で品切れを起こしているものもあり、メーカーとしては課題も感じています。

──商品開発について教えてください。

今回の「ユニボール ワン F」の前に、2020年2月に発売した「ユニボールワン」があります。「ユニボール ワン」は当社として新たな強い軸となるブランドを目指して立ち上げました。ゲルインクボールペンを利用する機会が多い学生をターゲットにしています。開発時には学生にインタビュー調査も行い、その結果をふまえて、ノートやプリントに書いたときにインクがくっきり濃く書くことができる技術を採用。デザイン面では従来の事務用品的なものではなく、雑貨的な、暮らしに溶け込むようなものを目指しました。

「ユニボール ワン」も発売以来好評で、想定していた学生だけではなく、社会人の方をはじめ幅広い年齢層の方にも使ってもらえていることがわかりました。そこで、ワンランク上の、質感の高い商品があれば、より幅広い人に長く愛用してもらえるのではないかと考え、開発に着手しました。

開発のポイントはふたつ。まずは壊れにくく、使いやすいことです。スタビライザー機構により、長時間書いても疲れにくくなっています。もうひとつがデザインです。「ユニボール ワン」は白いボディにワンポイント的に色がついているかわいらしいデザインで、色違いを複数本持つ楽しみもありました。「ユニボール ワン F」では、気に入った一本を長く使ってもらうことを考え、グリップ(滑り止め)を無くし、軸と先軸のつなぎ目の段差も無くし、滑らかな見た目になっています。

色は全7色展開ですが、少しくすんだ色合いがトレンドになっていることもあり、落ち着いたマットな色を採用しています。

ユニボール ワン F
「ユニボール ワン」のデザインを踏襲しながら、グリップやパーツの継ぎ目の段差を無くすなど、加えるのではなく削ぎ落とすことで上質さを表現した。全7色展開で、各色名は日常に溶け込む身近な色を特徴的なネーミングと文章で説明。消費者の想像力を刺激し、使用シーンを考えながらお気に入りの色を探す楽しみも生み出した。

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