購買体験を最大化する!インセンティブの基本とその役割
販売促進においてインセンティブを活用し、購買を促す手法は古典的な手法ともいえる。しかし、古典的であるがゆえに重要な施策でもある。ここでは、ニューノーマルな生活となった現在において、インセンティブにはどのような役割が求められるのかを解説する。
人が動く「瞬間」の設計
人が動くきっかけとなる「インセンティブ」を活用したプロモーションは、販促の手法として、様々なものが行われています。ここでは、その中でも編集部が注目し、ピックアップした事例を紹介します。
ブックオフコーポレーションは7月5日、書籍やコミックを割安で購入できる回数券「ブックチケット」の販売を始めた。対象店舗は北海道、東北、関東、中国、四国、沖縄の25店舗。2022年5月までに直営店100店舗へ拡大する予定だ。
「ブックチケット」は350円〜1980円(いずれも税込み)まで4種あり、350円なら店舗で販売している220円以下の中古本5冊と引き換えることができる。1980円の場合は30冊まで。また、購入時の割引もしくは買取金額を上乗せする特典もある。チケットの有効期間は購入から90日間。対象店舗であれば、店舗をまたいで利用できる。
サブスクリプションモデルではなく、回数券を採用したのは、利用頻度にかかわらず一定額を支払うことに心理的負担を感じる利用者を意識したためだという。
パルコは6月7日〜6月24日、各店舗にて「PPPP」と題したキャンペーンを実施した。キャンペーン名は「パルコから ピースフルで...