新しく発信される消費者の調査データの中から、編集部が注目した調査結果をお届けします。
電力市場に参入する事業者は7月14日時点で318事業者となった(資源エネルギー庁)。2017年4月にはガスの小売り自由化も予定されるなど、ますます注目が集まりそうだ。だが、現状生活者はどれほど「電力の自由化」について認知しているのだろうか。今月のデータからは、電力自由化に関する認知度をもとに、今後の戦略を探る。
- 調査手法:インターネット調査(ネットリサーチ)
- 調査時期:2016年6月1日~6月5日
- 調査対象:「MyVoice」のアンケートモニター
- マイボイスコム(株)調べ
DATA1 「内容まで知っている」は全体の3割程度
電力自由化について「内容まで詳しく知っている」は全体の30.2%にとどまった。ただ、「聞いたことがある程度」は66.1%で、これらを合わせた認知率は96.3%にのぼる。
認知度は高いものの、内容まで知っているひとはまだ少ないようだ …
あと51%