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プライベートブランド

年100回のモニター会やCM・ウェブムービーでファン拡大

千趣会

通販のベルメゾンネットを運営する千趣会は、9月に新たな基幹ブランドとなる「ベルメゾンデイズ」を立ち上げた。早くも人気商品が存在する新プライベートブランドの設立経緯と展望は、どのようなものなのだろうか。

カタログ表紙にはブランドテーマと竹内まりや氏の詞を掲載。

接点の移行に伴うブランド立ち上げ

「ベルメゾンデイズ」のテーマは、「まいにちをかさねよう」。インテリアや生活雑貨を扱う「DAYS HOME」と、服や靴といったアパレル用品の「DAYS WEAR」の2カテゴリーがあり、ホームとウェアから、人々の毎日の暮らしに寄り添う商品を提案していく。

ターゲットは、これまでの「ベルメゾンネット」と同じく30代から上の女性。既存顧客の深耕と同時に、新規顧客獲得を目的としている。

「近年、紙のカタログよりも、ウェブからベルメゾンに接してくれるお客さまが増えてきました。その数は全体の約7割に達しており、商品単体が接点になっているケースが頻発しています。そこで、あらためてブランドでメッセージや商品をひとくくりにして発信する重要性を感じ、新ブランドの立ち上げにいたりました」(千趣会 経営企画本部 広報部 部長加藤千香氏)。

ブランド立ち上げと同時に、「ベルメゾンネット」とは独立した、「ベルメゾンデイズ」サイトがオープンしている。サイト内で、同ブランドのコンセプトや世界観を伝えるスペシャルムービーを公開。あわせて、テレビでのCM展開も行うことでブランドイメージの醸成を始めている。

綿100%で十分な温かさがある「綿混あったかデニムパンツ」。それでいて分厚さがなく、人気を得ている。

年100回以上のモニター会で女性の「本当の不満」を知る

「とろけるような掛け布団カバー」。心地よく、ぐっすりと眠れるなめらかさを追求した人気商品。

「ベルメゾンデイズの商品はすべて原材料から製造場所まで当社で選び、製造・販売を一貫して行うSPA型です。人々の暮らしをほんの少しずつ良くしていけるような、品質の良さを追求しています。そのために ...

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