年間約6000件実施している店頭キャンペーンのデータベースを業界で唯一保有しているパルディア。2014年度の上半期(4月1日~9月30日)の集計をもとに、プレミアム&ノベルティの最新動向について代表取締役の中沢敦氏に聞いた。
宇宙旅行に参加できる企画はいかが?
2014年度上半期全体では流通および全国キャンペーンが前年比から減少していることが分かりました(図1)。ナショナルキャンペーンの景品ランキングで各部門の上位にあるのは、フライヤーやブレンダー(調理家電部門)、空気清浄器やスチーム式美顔器(健康・美容家電部門)、ロボット掃除機や布団クリーナー(白物家電部門)、サッカーのユニフォーム・ジャージ(スポーツ・アウトドア用品部門)などの商品(図2、3)。スポーツ部門のユニフォームは昨年、サッカーW杯が開催されたことを受けての景品ですが、他は「なんとなく気になっているけれど貰ってうれしい」というものが目立ちます。空気清浄器は家庭に何台あってもうれしいですし、ロボット掃除機などの新しいカテゴリーの家電は景品になりやすいのです。
今後増加が見込まれるのは …
あと79%