販売促進の専門メディア

           

著者インタビュー

訪日外国人観光客への対応、まず何から始めたらいいのか?

新津研一(ジャパンショッピングツーリズム協会専務理事事務局長)

『外国人観光客が「笑顔で来店する」しくみ』
新津研一 著 商業界 刊 1500円+税

年30%以上の成長を遂げているインバウンド市場で、小売店が売り上げを拡大していくにはどうしたらいいのか。商品、販売、集客施策を考える上でのポイントを解説したハンドブック。

日本の外国人受入数は世界で33位

訪日外国人観光客が、高い購買力でショッピングを楽しんでいる、といった報道を見ていると、日本は海外から人気の観光国であるかのような勘違いをしてしまいそうです。

しかし日本の外国人旅行者受入数は世界で33位。1位のフランスに比べると、その数は8分の1にすぎません。インバウンド(訪日観光)対応は、まだ始まったばかりなのです。

ジャパンショッピングツーリズム協会へ相談に来られる企業を見ていると、「インバウンド担当者」が所属する部門は、実にさまざまです。

小売で言えば、店内にいる顧客を案内する顧客サービス部門のほか、CRMを担う顧客政策部、営業企画部、宣伝部など。目の前にいる訪日客に対応するために、各部門で自然発生的に仕事が発生しているわけです。

そうした企業にまず勧めているのは…

あと70%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

著者インタビュー の記事一覧

訪日外国人観光客への対応、まず何から始めたらいいのか?(この記事です)
誰でも作れる店頭ボード、書き方のコツ
潜在ニーズを発見し、ヒット企画へ飛躍させる
お客さまを感動させる「先味、中味、後味」の公式
仕事をがんばりすぎると顧客満足から遠ざかる?サービス業の落とし穴とは
「窯焼きピッツァ一生無料キャンペーン」ナポリス ピッツァ&カフェのソーシャル集客術

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
販促会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する