ルノーカングージャンボリーの様子。来場者はほかの来場者の車を見たり、オーナー同士で交流したりしながら、ゆったりとイベントを楽しんだ。
イベント会場に色とりどりのカングーが集結
ルノー・ジャポンは5月、山梨県の山中湖交流プラザ・「きらら」で、フランス生まれのミニバン「ルノーカングー」のファンイベント「ルノーカングージャンボリー」を開催し、2368名が参加した。
前日から開場を待つ人もいる人気イベントで今年5回目。会場には色鮮やかで背の高いルノーカングーがずらりと並び、車両数は1217台(カングー以外も含む)となった。
会場では、来場者が各々でカスタマイズしたカングーを、間近で見ることができ、オーナー同士がゆったりと交流する場になっている。またフランスの食材を購入できるマルシェや音楽ライブ、トークショー、商品の当たるじゃんけん大会、キッズ向けのクラフト教室やドッグランも展開し、家族連れで楽しめるイベントでもある。イベント告知は同社のウェブサイトやソーシャルメディアなどを通じて行った。
「お客さまに話を伺うと、広い室内空間を持つ個性的な車のデザインや色、乗り味にひかれ、こだわりを持って購入されているのが分かります。家族の意見を取り入れながらも、オーナー自身が車を通して趣味を楽しみたいという傾向があります。また、オーナー同士がすぐに打ち解けてしまうのも、カングーならでは。ソーシャルメディアを通じて、オーナー同士がつながっている様子も見受けられます。
そんなオーナーの皆さんに、カングーを通じた楽しみを提供し、満足していただきたい、さらなるファンづくりでカングーのブランドを強めたい、という考えから、ルノーカングージャンボリーを開催しています」と同社マーケティン部の内田浩行氏は話す。
今年は、年1度のルノーカングージャンボリーだけでなく、各地をまわるファンイベント「カングーフレンチキャラバン」を開催。福岡、大阪、名古屋、横浜のショッピングセンター、そして松山、岡山、沼津、宇都宮、郡山にある五つのルノー正規販売店を約2カ月かけて周り、最終ゴールを「ルノーカングージャンボリー」にするという演出をした。
各会場ではオーナーが自由にくつろぐ姿が見られ、SNSなどを通じた情報発信がなされただけでなく、街中でカングーを見て興味を持っていた人が、会場内で車に触れる機会にもなり、関心層へのプロモーションという相乗効果もあった。