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著者インタビュー

プレゼンの極意は“無我”-「失敗したくない」という自我を捨てられるか

経営コンサルタント 荒巻基文

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『社会人のための伝える力─人の心に伝わるということ』
荒巻基文 著 産業能率大学出版部 刊 1400円+税
人を引きつける力や、人に伝わるとはどういうことかといった基本を踏まえた上で、プレゼンテーションの技術を解説。さらに感動を与える話し方、質疑応答力についても指南する。各章とも前半を理論編、後半を技術編で構成しており、企業研修などでも活用できる1冊。

聞き手が理解できたかについては発信側に責任がある

「自分のことを分かってもらいたい」という思いが強いと、あれもこれもと一生懸命に話そうとします。しかしそれが、意図したように聞き手に伝わっているとは限りません。なぜなら私たちは、見たいこと、聞きたいことを選択して見聞きしているからです。つまり見たくないこと、聞かなくてもいいことは、右から左へ流しています。プレゼンテーションで、いくら立派なスライドをつくり、大きな声で話したとしても、「聞きたい」と思えるような、聞き手の動機を高めて話さなければ伝わらない。分かってもらえないのです。

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「そんなに迷うなら一度帰っては?」。購入を迷う顧客には売り込まないから信用される。

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