神田祐介
一般公募部門は全体的にレベルが高く、随分と悩ましく嬉しく審査させていただきました。設計も演出も編集も軒並み上手。優等生的な作品が揃うのは近年の傾向?ハイレベルな作品群の中で“とんでもなく変なものを見た”というWebならではの狂った作家性をはらんだものが現れると票を投じてしまうだろうな、とも一方で感じていました。ヘタウマな広告が今後のオンライン動画で求められていく気がしています。
たじまなおこ
全体的に広告主部門よりも一般公募部門の映像の方がアイデアに独創性と鋭さがあり、クラフト力も長けていた。つくり手側のクリエイティブ意欲が増している証拠とも言えよう。ただ今回は脳裏に刺さるコピーが少なく、学生部門は映像の趣旨が散漫になりがちだった。広告なので、コアとなるコピーの重要性を改めて考えさせられた。
田向 潤
今回も非常にレベルが高く、最終審査に残った作品は「課題発見・課題解決の“鋭さ”」「人の心に深く刺さる“鋭さ”」の2点の審査基準に関して非常に優れた作品ばかりでした。ただ3つめの審査基準「今までの常識を突き破る“鋭さ”」に関しては次回以降さらに期待したい部分です。これはプロでも常に悩まされる課題であり私自身自戒を込めてではあるのですが、「そんなのありかよ!」と審査員を落ち込ませるくらいぶっ飛んだ作品を待っています。
なかじましんや
BOVAっちゅうのは...