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シズルの仕事の実情「食材に演技をさせる」

福田典子(hy-phen)

ブレーンのCreative Naviのコーナーに多数登場するクリエイターたち。それぞれの職種のスペシャリストたちの、仕事の実像に迫ります。

hy-phen
代表取締役
福田典子(ふくだ・のりこ)

1996年にGIVS入社。2013年に木原義明と共にhy-phenを設立。仕掛けを用いたシズルエフェクトだけでなく、手作業でのシズル表現も得意とする。

「食材に演技をさせる」

大手ファストフードチェーンや飲料メーカー、寿司チェーンなど、幅広く飲食に関わる企業の広告で「シズル」を担当する、hy-phenの福田典子さん。シズルの役割を「被写体である食材に演技をさせるサポートをし、見た人においしい、きれい、といった気持ちを抱かせる仕事」と話す。

元々はプロダクトデザイナーを目指し、美術大学に進学。しかし就職活動が思うようにいかず、近しい業界に入ろうと特殊効果を手がける企業に入社した。「最初はなぜか事務の仕事を担当していて。現場をやりたいと言い続け、3年目頃からようやく連れていってもらえるようになりました。さまざまな効果を手がける会社でしたが、当時からの上司である木原(義明)がシズルに特化していったので、私も自然とシズルに興味を...

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