ライオンの柔軟剤ブランド「ソフラン アロマリッチ」はAIを活用し、ブランドの体験価値の最大化を目指している。その第1歩となるキャンペーンが8月に実施された。
香りのパーソナライズ体験の提供
8月4日から4日間、表参道のSo-Cal Link Galleryにアロマリッチがプロデュースする香りの体験空間が現れた。ギャラリーに入ると、右手には人感センサーで動き、10種類のアロマの香りを送り出す扇子のインスタレーション。奥に進むと、全身をスキャンして「色彩」を解析し、洋服の配色と色の比率まで再現された扇子のデザインに変換するフォトブースが待ち構える。
解析された色彩はライオンが持つ、香りに関するイメージや嗜好などのデータをもとに香りにも置き換えられ、扇子に吹きかけて楽しむアロマミストがセットでプレゼントされた。
このイベントはアロマリッチが進める、AIを活用した「あなたに合った香りに出逢える体験プロジェクト」の先駆けだとライオン コミュニケーションデザイン部の濱田浩二さんは言う …