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名作コピーの時間

手品みたいに出してくるやつが一番だめなんです。

田中泰延

    想像力と数百円

    新潮社「新潮文庫」/1985年
    〇 C/糸井重里

    店で調べて、家で買う。

    ニッセン/1994年
    〇 C/石井達矢

    恋人は、しょせん素人です。

    ヘルス東京/2000年
    〇 C/手島裕司

「糸井重里」を名乗る人物から、突然ツイッターのダイレクトメッセージが届いたのは、2016年の初め頃だった。

どこかいいときに
ぜひお会いしたいです。
どっちも空いていたら、
ふらっと会いましょう。
糸井重里

偽物だろう。そんなわけがない。子どもの頃からテレビや雑誌で見ていた、あの糸井重里。自分がコピーライターという仕事に就く原因になった、あの糸井重里。広告会社に入ってから毎晩腕組みして読んだコピー年鑑の歴史そのものみたいな、あの糸井重里を名乗る偽物。これはその名をかたる何者かだ …

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手品みたいに出してくるやつが一番だめなんです。(この記事です)
コピーや広告についての 「よく出来てるね」という感想が苦手です
僕は法学部なのにコピーライターを志望する確信犯になった。
「どう言うか」にバカみたいにこだわる。 
名作コピーは、ときに誰かの思い出になり、ときに誰かの人生を変える。
ぼくはコピーライターになりたいと思いました。
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