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C-1グランプリ

北川譲と伊藤敬生が選んだ「宇宙人に地球侵略を一時思いとどまらせるコピー。」

プロ・アマ問わず競うコピーバトル、C−1グランプリ。今回のお題は「宇宙人に地球侵略を一時思いとどまらせるコピー」で、つまり「宇宙人」がターゲット。数多くの作品の中から、電通九州の北川譲さんと伊藤敬生さんが選んだコピ—とは!?

出題テーマ:宇宙人に地球侵略を一時思いとどまらせるコピー

応募作品は約1,303本。たくさんのご応募ありがとうございました。今回のターゲットは「宇宙人」という未知の生物ではありますが、どんな宇宙人なのか(意外と情にもろい?めっちゃエロい?身体的特徴は?など)自分なりに分析・設定した上で、戦略を立てる(理で攻める?情に訴える?)ことが必要かと思います。また、宇宙人を目の前にしている自分をリアルに想像しながら書くこともポイントです。そして何より、地球を救うんだという強い意志。いいなあと思ったコピーは、笑いや涙にまぎれて、強い意志があったように感じます。

さて応募作品ですが、いいコピーがいっぱいでけっこう迷いました。「地球をなめんなよ系」「そんなにいい星じゃないよ系」「仲間(火星とか土星)を売る系」「おもてなししますよ系」「◯◯するまで待って系」などが多かったです。個人的には「カープが優勝するまで待って。」に一瞬惹かれました。グランプリは、ゲスト審査員である伊藤さんとも意見が一致。愛とユーモアにあふれたコピーでした。実際に花粉症に苦しんでいる伊藤さんは激しく共感していました。(北川譲)

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グランプリ

その目だと辛いよー、花粉症。

萬 正博(シャープ)
つい先日、夢の中に宇宙人が現れました。その宇宙人も、花粉症になったら相当辛そうな大きな目で、ベランダからこっちを見ていました。今思うと、今回の受賞を伝えに来てくれたのかもしれません。ありがとう、宇宙人。

なんとか敵を欺こうとするアプローチが多い中で、このコピーには敵に対する思いやり、いや、愛すら感じました。宇宙人も納得のコピーだと思います。すばらしい。(北川)
その愛が地球を救います(きっと)。(伊藤)


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こどもがまだ、食べてるじゃないか。

檜谷廉太朗

近所のおっちゃんが、宇宙人を一喝しているシーンが浮かびました。小さなことを言っているようで、実はすごく大事なことを言っているようでもあり、妙に気になるコピーでした。(北川)

はじめまして、体に傷がつくと1万体に分裂してしまう「人間」と申します。

馬場あゆみ

宇宙における生存競争を勝ち抜く知恵を感じました。さすがの宇宙人も、こんなキモイ生物とは関わりたくないでしょう。(北川)

あなたの星を見てきれいだという子供たちが、地球に住んでいます。

新甫愛(協同宣伝)

大好きな星新一さんの手口を思い出しました。(伊藤)

これは、涙というものです。

馬場健太朗(プロジェクト ワイ)

宇宙人への泣き落としには、まず「そこから」の説明が必要と思われます。(伊藤)


ファイナリスト

7割しょっぱい水ですよ?

村松 功規(ソニー・デジタルエンタテインメント・サービス)

わたしを抱いてから考えてみない?

近藤雄介(電通)

宇宙旅行を企画した方が儲かりまっせ!

高田香央里(アド・イーグル)

地球のトイレは試されましたか?

城川雄大(ニトリ)

地球はすでに、宇宙最強の星に侵略されています。

齋藤大樹(バウ広告事務所)

弊社なら侵略だと思われないようにブランディングできます。

松實良知


ROUND98 テーマ発表!

「ヒットしそうなアメリカンドラマのタイトル」

「性と街」(SEX&THE CITY)、「絶望的な妻たち」(デスパレートな妻たち)。アメリカのドラマについついハマってしまうのは、そのすぐれたタイトルにある気がします。みなさんに考えていただきたいのは、「ヒットしそうなアメリカンドラマのタイトル」。お正月、ぼんやりレンタルショップに行った人が、つい手に取りたくなるタイトルを考えてください。いいタイトルがありましたら、細川さんと私でこっそり脚本化してハリウッドに売り込もうと思います。(小山佳奈)

出題者:小山佳奈
1978年京都生まれ。電通CDC局所属。コピーライター。2004年TCC入会。主な仕事に、ドコモdビデオ、サントリー「金麦」、国立競技場、仙台市地下鉄、朝日日経新聞2010W杯「南アフリカの父へ」、モバゲー「いい大人のモバゲー」など。TCC賞、ADC賞、ACC賞、アジア広告祭、カンヌ広告祭、朝日広告賞、日経広告賞など受賞。

ゲスト:細川美和子
1976年生まれ。電通CDC局所属。コピーライター。2003年TCC入会。主な仕事に、東京ガス家族の絆シリーズ、クロスカンパニー「KOE」、CUPNOODLE「SURVIVE!」、リクルート「すべての人生が、すばらしい。」など。TCC賞、ACC賞、アジア広告祭、カンヌ広告祭、ギャラクシー賞、フジサンケイグループ大賞など受賞。

C-1グランプリ 応募受付ウェブサイト
https://www.sendenkaigi.com/c-1/

※応募方法を必ずお読みいただいてからご応募ください。

    FROM TCC

    TCCが無料で配信しているPodcast「コピーライターに訊け!」、なんと110回を突破しました! TCC会員を招き、生の声をお届けするこの番組では、広告やコピーの話はもちろん、なかなか覗けないプライベートな話題も盛りだくさん。ゆるゆると残暑をやり過ごしながら聴くにはうってつけのコンテンツです。定期購読も受付中。ぜひご登録してお聴きください! ※iTunesのサイトにて「コピーライターに訊け!」で検索が便利です。http://www.apple.com/jp/itunes/

イラストレーション:イトウツヨシ

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