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宣伝会議賞

1050本を生み出した源泉は「人と話すこと」コピーづくりで感じた言葉の面白さ

山本詩絵さん

「宣伝会議賞」の第8回中高生部門でグランプリを獲得した山本詩絵さん。個人でのWeb応募で1050本を投稿し、グランプリの他に準グランプリ、特別審査員賞、2社の協賛企業賞の合計5つの賞に選出された。中学1年生、初めての「宣伝会議賞」にどう取り組んだのか話を聞いた。

課題文や企業のタグラインにも切り口のヒントが隠されている

―「宣伝会議賞」に応募するきっかけは。

小学校4年生の時、国語の自主学習で「図書館の本にPOPをつくる」という課題がありました。そこで初めてキャッチコピーに出会って、言葉の面白さを知ったんです。その後5年生の時に読売中高生新聞を読んで「宣伝会議賞」のことを知って、自主的に取り組んでみました。(第5回中高生部門の)『こども六法』やペットボトルリサイクルのキャッチフレーズをつくって、先生に見せて褒めてもらえたのがすごくうれしくて。それで今回やっと応募できる!と挑戦したのです。

―コピーはどのように考えたのでしょうか?

電車の中や、帰宅して宿題が終わって思考が活性化されているタイミングでコピーをつくって、応募サイトに入力していきました。

コピーを考える際に大切にしたのが、課題の解説文に書かれていることです。例えばジェーシービーの場合は「JCBは、日本で生まれた唯一の国際クレジットカードブランドとして、安全・安心で便利なキャッシュレス社会の実現に取り組んでいます。」とあって、ロゴには「世界にひとつ。あなたにひとつ。」と…

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