次世代を担う若手マーケター・クリエイターを紹介する本連載。新たな時代を担うホープたちはどのようなポテンシャルを秘めているのだろうか。今回はルミネ立川 販売促進グループで活躍する鶴巻花絵さんに話を聞いた。
周年イベントで発信したかったルミネらしさと立川の魅力
首都圏のターミナル駅を中心にショッピングモール事業を展開するルミネ。1966年の設立以降、働く女性のライフスタイル全般に対して「自分らしさ」に色を足していけるような価値提案を行う商業施設を目指している。
そんな中、ルミネ立川は2022年10月2日に開業40周年を迎えた。周年に伴ってキャンペーンが実施されているが、その施策のひとつの企画を担当したのが、現在入社5年目の鶴巻花絵さん。2020年から販売促進グループに属し、コミュニケーション施策の企画立案、ポスタービジュアルのディレクションなど多岐にわたる領域を担っている。
鶴巻さんが担当したのは40周年企画のひとつ「LUMINE TACHIKAWA 40th “ART WEEK”」。本企画は、立川近隣の武蔵野美術大学の学生や立川のアトリエ「石田倉庫」に所属しているアーティストとのコラボレーションイベント。40周年を機に、地域連携・産学連携のつながりを強化するべく実施されたものだ。
「販売促進としてのキャンペーンの立案には入社時点から興味があり、これまでも数々の施策に携わってきました。しかし、今回の施策は過去の私の経験の中でも規模が大きいものでした。...
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