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COVER STORY

あたらしい人(6月号表紙:上原実矩さん)

上原実矩さん

上原実矩
miku uehara
1998年11月4日生まれ。映画『君に届け』(10/熊澤尚人監督)でスクリーンデビュー。その後も『来る』(18/中島哲也監督)や『余命10年』(22/藤井道人監督)など映画やドラマに多数出演、『流浪の月』(22/李相日監督)の公開を控えている。主演を務めた『ミューズは溺れない』(21/淺雄望監督)で、第22回TAMA NEW WAVEコンペティションでベスト女優賞を受賞。独特な個性から大手企業広告にも多数出演し、多岐にわたり活躍中。

キャスティング担当者が語る、上原実矩。

ヒラタオフィスの上原実矩さん、23歳。第一印象は、彼女のビジュアル。ユニークで可愛らしい。左右によく動く目、黒目が大きくとても目力がある。一方で、ふっくらとした頬と可愛らしい口元のギャップが強く印象に残った。彼女の持つ独特のオーラは同世代が持つものとは異質な感じがする。ビジュアルも特徴的だが、性格もユニークそうだ。会話の中でクルクル表情が変わる彼女は、とても魅力的だった。

彼女の演技がユニークだ。上原実矩の演技は、演じているのではなく、彼女が感じたことをそのまま表現している。上原美矩がフィルターとなって、彼女が感じたことを演技として見せている、そんな繊細で大胆な演技である。中島哲也監督にゆうちょ銀行のCMで抜擢された才能は、今年、李相日監督作品をはじめ4作品公開予定である。雰囲気の必要なブランディングCMにいかがでしょうか。

撮影を終えた今、上原実矩が思うこと。

普段流れている広告にふと引き込まれる瞬間があります。数秒の世界の中で何を伝えられるのか、残せるのか。心掴まれる映像美や手を伸ばしたくなるような世界観に出会えるのが広告の仕事の楽しみです。映像のクリエイティブが高いのはもちろん、一般の目線がより濃く作品に入る場だと常々感じます。映画やドラマとは違った...

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