OOHのデジタル化が進むなかで、よりWeb広告に近い運用も可能になっている。ターゲティングや効果分析の期待も高まっている。空港を起点としたDOOHメディア開発に携わる全日空商事の林 伸行氏に、現状について話を聞いた。
Q OOHメディアだからこその価値をどう捉えていますか。
A 「その場所にある」という価値を最大限活用すること。
「その場所にある」という価値です。我々が展開するDOOHは現在、空港に特化していますが、将来的には旅客導線上のタッチポイントに拡大したDOOHネットワークを構築します。その中で旅行や出張のシーンを捉え、明確な「トラベラー」というターゲットに対してモーメントでのコミュニケーションを提供し「場所」としての価値を最大限活用していきます。
また今後、顧客とのコミュニケーションは多様化され、モーメントでのアプローチやパーソナライゼーションが進んでいくでしょう。
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