次世代を担う若手マーケター・クリエイターを紹介する本連載。新たな時代を担うホープたちはどのようなポテンシャルを秘めているのだろうか。今回はユー・エス・ジェイ マーケティングコミュニケーション部で活躍する白石彩華さんに話を聞いた。
全世界待望のエリアオープン 開業後の継続的な話題化を狙う
数々の名作コンテンツのアトラクションが楽しめる大型テーマパーク ユニバーサル・スタジオ・ジャパン。昨年3月に開園20周年を迎え、カンパニーメッセージスローガンを「NO LIMIT!」に刷新。限界をもうけないチャレンジ精神とともに、限界のない刺激体験を提供するというテーマのもと、お客さまに感動と興奮を届けている。
昨年大きな話題を呼んだのが、『スーパー・ニンテンドー・ワールド™』の開業だ。全世界で初となるスーパーマリオの世界観を体験できるエリアとしてメディアでも取り上げられ、大きな話題になった。
話題の立役者として活躍していたひとりが、同社のマーケティングコミュニケーション部 Brand PRの白石彩華さん。現在入社2年目にして、『スーパー・ニンテンドー・ワールド™』の開業以降のPR戦略立案のリーダーを務めている。
スーパー・ニンテンドー・ワールド™のオープンは日本だけではなく、海外のゲストにとっても待望の出来事。ユー・エス・ジェイのPRチームはこの興奮をより多くの人々に伝えるため、メディアを介して世界に情報と熱狂を発信することで、PR効果の最大化を図った。
「メディア向けのコミュニケーションを行っているとはいえ、本当に情報を伝えたいのは、その先にいるゲストの皆さまです。メディアの方々が私たちの想いを代弁してくれるからこそ、メディアにもゲストの皆さまに接するのと同じように、“丁寧なコミュニケーション”は忘れてはいけません」...