広告マーケティングの専門メディア

           

R30のホープたち

伝えたい『芯』を大切に カップ麺業界に新たな市場を創造したい

羽富 舞さん(明星食品)

次世代を担う若手マーケター・クリエイターを紹介する本連載。新たな時代を担うホープたちはどのようなポテンシャルを秘めているのだろうか。今回は明星食品 マーケティング本部で活躍する羽富 舞さんに話を聞いた。

明星食品
マーケティング本部
第二グループ
羽富 舞(はとみ・まい)さん 24歳

2020年明星食品入社。マーケティング本部に配属され、入社2年目の今年は明星食品の主幹ブランド「明星 チャルメラ」商品の一部を担当。趣味はSnow Man応援活動と街歩き。11月22日発売「明星 辛麺屋一輪監修 宮崎辛麺50辛」も担当した。

2年目でコラボ新商品の担当に抜擢 心がけたのは訴求点の明確さ

「チャルメラ」「一平ちゃん」「中華三昧」「麺神」といった多数ブランドを展開し、袋麺、カップ麺を製造・販売している明星食品。羽富舞さんは、そんな明星食品のマーケティング本部 第二グループで「チャルメラ」ブランドの商品を担当。2020年の4月に入社し、今年で2年目となる。

「消費者の生活に身近な存在である食品の商品企画に携わりたい」と同社に入社したと言い、その思いが叶い、マーケティング本部に配属となった。

コロナ禍での入社となり、リモートワークをしながら、先輩社員が担当する商品のパッケージ裏面の校正作業からスタートしたという羽富さん。現在では羽富さん自身が商品担当として、市場調査から企画、販売する際のパッケージ制作や販売後の反響調査まで、一貫して商品企画に携わっている。

そんな羽富さんが現在、担当しているのが、11月に発売予定の新商品「明星 辛麺屋一輪監修 宮崎辛麺50辛」だ。

本商品は、宮崎で人気の「辛麺屋輪」の味を全国へ広めるべく、東京へ進出した「辛麺屋 一輪」とのコラボレーション商品。

「商品を企画する上で大切にしていたのが、打ち出したい芯となる要素を何にするのかということです。ここがぶれてしまうと、商品のストーリー設計が破綻してしまったり、お客さまに商品の良さが伝わりきらなかったりするため、特に意識しています」と羽富氏。

新商品では「宮崎辛麺」の特徴を表現するために ...

あと60%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

R30のホープたち の記事一覧

伝えたい『芯』を大切に カップ麺業界に新たな市場を創造したい(この記事です)
「これまで市場になかった商品をつくる」 商品企画の軸にあるのは学生時代から変わらない想い
一生に一度の購入品である「住宅」 カタログは暮らしを想起できるものに
データの奥にある現象は何か 消費動向の『なぜ』を深堀りし、プロモーションに生かす
マーケターは「職業」 業務が多岐にわたるからこそ、プロ意識をもって行動
「究極の顧客志向」でファンの輪を広げるイベント企画を
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する