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R30のホープたち

入社以来マーケティング一筋!ロングセラーに負けない新商品を世に送り出したい

末永貴大さん(牛乳石鹸共進社)

次世代を担う若手マーケター・クリエイターを紹介する本連載。新たな時代を担うホープたちはどのようなポテンシャルを秘めているのだろうか。今回は牛乳石鹸共進社 マーケティング部で活躍する末永貴大さんに話を聞いた。

牛乳石鹸共進社
マーケティング部
末永貴大(すえなが・たかひろ)さん 28歳

2016年入社。1年目からマーケティング部に所属し、2年目から現在までブランドマネージャーとして、商品の企画段階からPRまで一貫して担当。現在は、ニキビケアブランド「スキンライフ」のブランドマネージャーをしている。

リブランディングで知った マーケティングの難しさ

赤箱や青箱をはじめ、数多くのロングセラーブランドを抱える牛乳石鹸共進社。コロナ禍で手洗いの重要性がいま一度見直され、石鹸の需要が高まった中で、「手洗いに『解除』はありません。」という広告コピーを打ち出したことも話題になった。

日用品メーカーとして顧客に長く愛されながらも、時代に合わせたプロモーションや施策を打ち出す同社で、マーケティング業務に勤しむ若手マーケターが末永貴大さんだ。入社1年目からマーケティング部に配属され、現在6年目。これまで一筋でマーケティング活動に従事してきた。主に商品企画を担当し、ブランドマネージャーとして活躍している。

複数のブランドの担当を掛け持ちすることが多い同社のマーケティング業務において、末永さんがメインで担当している商品が「スキンライフ」というニキビケアブランド。2021年で発売58年目を迎える、超ロングセラー商品だ。10〜30代の幅広い年代の女性をターゲットにしている。

「担当になったのは4年前。ちょうど当ブランドの売上が下がり始めたタイミングでした」(末永さん)。

末永さんの同ブランドでの印象に残っている仕事がリブランディングだ。リブランディング前、「スキンライフ」はニキビケアという特性上、ターゲットを女子中学生に設定し、コミュニケーションを行っていた。

しかし市場調査を行ったところ、ターゲットに特化しすぎたことで...

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