[SEMINAR DATA] | |
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ゼミ名 | 松林賢司研究室 |
設立 | 2014年 |
学生数 | 3年生:9名 4年生:9名 |
“やってみる経営学”ビジネスを科学で解決する
松林研究室が掲げる活動方針は、「やってみる経営学」。卒業研究では、必ず学外の企業や自治体とパートナーを組み、ニーズに応えるための計画を立てる。ドローンやIoTセンサー、AIを活用した防災研究から、店舗運営プロジェクトにおいて、メディアに広告出稿しながら効果測定を行う学生もいる。
「研究室への配属は3年生後学期からですが、2年生の頃から化粧品開発に興味があるという学生がいて、私から企業に紹介したケースもあります。実際にプロジェクトに関わると、要望や制約を踏まえて調整しながら進めることになる。学生にはそうした実践力を、研究活動を通じて身に付けて欲しいと思っています」と話す松林教授。
「私自身は大学時代、応用化学を学んでいました。それらは実際にガラス器具を自作し、試験管を振ってみることで初めて知識として身についていくもの。マーケティングも同様で、その実験設備をつくりたいと思ったんです」(松林教授)。
2016年には、松林教授が中心となって地域共創・大学ベンチャーとして「地方創生・DK art caféプロジェクト」を設立。情報フロンティア学部だけではなく、工学部、建築学部、バイオ・化学部の様々な専攻の学生が、店舗運営や新規ビジネス企画を通じた地方創生・商店街活性化に取り組んでいる。地元のアーティストのプロジェクションマッピングを投影した空間のなかで地元食材を提供するというコンセプトで、これまで実店舗(現在休業中)の運営や商品開発を行ってきた。
5年目となる2021年度は...
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