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「新聞社」が提供する 新たなソリューション

ブランドパーパス重視の時代、日経が目指す先は?

牧江邦幸氏(日本経済新聞社)

企業の意思を言葉で伝えるメッセージ性の高い広告が増加

コロナ禍において、日経をタブレットやスマホで閲覧する「紙面ビューアー」のユーザーが15%以上も増えました。新聞ならではの価値である信頼性があらためて見直されていると感じます。

それに伴い新聞広告の注目度は変化してきています。当社では紙面ビューアー上で3秒以上表示した広告の読者比率を「広告認知率」として広告効果を指標化していますが、コロナ以前はタレントを起用した広告などが高い認知率を得ていました。それが今年の上期を見ると、企業姿勢や取組みをコピーで丁寧に伝える広告の注目度が高まってきています。

また「コロナの影響で世の中が変わったというが、これまでも必要とされていた変化、そのスピードが加速しただけ」という指摘があります。会社のありようが問われるほどの社会変革が起きているいま、企業は、ブランドパーパスを一層明確にすることが求められています。それもメッセージ性の強い広告が増えている理由のひとつではないでしょうか。

新聞は消費者に対して商品を訴求する目的だけでなく、企業を取り巻くあらゆるステークホルダーにメッセージを届けることができるメディアです。コーポレートコミュニケーションという観点での新聞広告の活用も進んでいると思います。

ブランドパーパス明確化の一環として...

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