電通とセプテーニらが『オンオフ統合クリエイティブワークフロー』を開発
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電通と電通デジタル、セプテーニの3社は、デジタル広告とマス広告の連動・併用による相乗効果を最大化する「オンオフ統合クリエイティブワークフロー」を開発し、5月1日より順次運用を開始した。
今回、3社はデジタル広告とマス広告のクリエイティブ素材を一元的にプランニング・制作・管理するワークフローを共同で開発。背景には近年、広告素材のオンオフ連動が増えてきたことが挙げられる。
具体的には、オンオフ統合キックオフミーティング(OOM)を設定・定例化し、その際に双方で共有すべき項目や確認事項をチェックリスト化することで、デジタル広告とマス広告の連動・併用に必要な素材のパターンをあらかじめ想定するというもの。また、映像・画像編集時にデジタルメディアでの再生時の見え方を事前に確認できる新ツール「ムービーシミュレーター」を開発・導入した。これにより、オンオフ統合案件の業務全体の品質向上、サービス向上を実現することが可能となった。
本制作ワークフローは、「デジテレMAX」プロジェクトの一環として実案件に順次導入をしていくとともに、リモート制作体制にも対応していくという。
LINEリサーチが調査メディア「リサーチノート」を新設
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LINEは、同社が運営するスマートフォン時代のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」において、国内最大規模のアクティブな調査パネルを基盤に実施した様々な調査の結果を配信するオウンドメディア「リサーチノート」を4月15日にオープンした。
「リサーチノート」では、トレンドや旬のネタをテーマに、さまざまな調査を実施。一般生活者のリアルな本音に触れることのできる情報を提供することで、企業やメディアの情報収集・マーケティング活動を支援していく考えだ。
「LINEリサーチ」は、同社が保有する国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とし、約8300万人のLINEユーザーにも潜在的にリーチが可能なスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム。これまでにも約3000件以上もの調査を実施してきた。
今回、新たに立ち上げた「リサーチノート」では、LINEリサーチによる調査レポートのほか、全国の15~24歳を対象に、四半期ごとに定点調査を実施する「若者の流行調査」や、若年層のモニターが豊富なLINEリサーチだからこそ可能な、現役高校生のリアルな声に関する調査「イマドキJKDK事情」などを掲載していくという。
阪急阪神マーケティングソリューションズを設立
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阪急アドエージェンシーと、阪急デザインシステムズは経営統合し、阪急阪神ホールディングスグループとエイチ・ツー・オーリテイリンググループの共同出資による新会社「阪急阪神マーケティングソリューションズ」を4月1日に設立した。それに伴い、5月7日より、大阪・梅田に新オフィスを開設した。
同社の強みは ...