LINEリサーチ 調査範囲の拡大目指し新パートナー制度を導入

LINEは同社が提供する、企業の事業開発、マーケティング活動支援を目的としたリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」において、調査実施規模の拡大とクオリティ向上を目指し、新たなパートナー制度を創設、1月29日より開始した。
LINEリサーチは、LINEユーザー8200万人に潜在的なリーチが可能なスマートフォン専用のリサーチプラットフォームだ。新たなパートナー制度では、LINEリサーチの活用法の習熟度によって、パートナーを3タイプに分類。
例えば、LINEリサーチを活用した調査が可能な調査会社は「アライアンスパートナー」、その中でも、スマホリサーチのノウハウを把握した調査会社については「オフィシャルパートナー」に認定する。さらに高いオペレーションスキルを持つと認められる調査会社は「オペレーションパートナー」に認定するという。同社は、この制度を通じて、LINEリサーチのノウハウの共有を広げ、調査範囲の拡大と質の向上につなげていきたい考えだ。
また、今後は、LINEとともにLINEリサーチの事業拡大とソリューション提供の推進を担う法人を「セールスパートナー」に認定するなど、制度の拡充も視野に入れているという。
ディレクタスと澪標アナリティクスが協業 AI活用した新サービスの提供を開始

ディレクタスと、澪標アナリティクスは、本格的なAI活用によりOne-to-Oneマーケティングをさらに進化させることを目的に、協業を開始。新たなサービスの提供も開始した。
新サービスは、AIによるターゲット抽出から施策実行まですべてを自動化するというもの。AI開発においては、初期分析の過程で専門の分析官がデータ処理のプロセスを説明し、クライアント企業とすり合わせを行いながらアルゴリズムを構築するため、ブラックボックスが生まれにくい、"透明性高いAI"がつくれる。
また、分析、AI開発とシナリオの企画、実行を連動して行なうことで、効率的にマーケティングの成果を生み出すことができ、抽出したセグメントを施策・実装にそのまま生かすことでPDCAサイクルを回すことも容易となる。
澪標アナリティクスは、統計学、データマイニング、数理最適化をコア技術とする「データ分析」により、顧客の事業課題の解決や利益創出に取り組むデータ分析特化型のコンサルティング企業だ。同社と、クロスチャネルOne-to-Oneマーケティングを支援するディレクタスは今後も、One-to-Oneマーケティング施策を提案・提供することを通じ、新たな時代を切り開いていく考えだ …