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私の広告観

コミュニケーションの本質は機械も人間も同じ 最小コストで、相手との情報の差分を埋める

大澤昇平氏(東京大学)

ブロックチェーンやAI(人工知能)を専門分野とする東京大学最年少の准教授、大澤昇平氏。弱冠19歳で経済産業省所管の情報処理推進機構から「未踏スーパークリエータ」に認定されて以来、IT技術の研究者としての道を歩んでいる。現在は未来予測に役立つ技術を研究する大澤氏が、広告とAIの関わりに見る未来とは。

大澤昇平(おおさわ・しょうへい)氏
1987年生まれ。18歳で未踏スーパークリエータに認定。東京大学・松尾豊研究室で人工知能とWebに関する博士号を取得後、IBM東京基礎研究所を経て現在、東大特任准教授、Daisy代表取締役CEOを兼任。著書に『AI救国論』(新潮社)。

ブロックチェーンの有用性、公開講座で正しい理解を

今年4月、東京大学に最年少の准教授が誕生した。大澤昇平氏だ。東京大学大学院 情報学環で、公開講座である「情報経済AIソリューション寄付講座」を開設し、ブロックチェーンやAIについて、教鞭をとっている。

東京大学には、AI研究の第一人者として知られる松尾豊氏の研究室など、AIをテーマとする研究室が複数ある。その中で大澤氏はWebとAIが融合する新しい時代「AI 2.0」を提唱し、AIにおけるブロックチェーン活用の可能性を模索する研究を行っている。大澤氏が研究するAI技術は、株価予測や電力の需要予測など、未来の予測に役立てることができるという。

しかし、「ブロックチェーンの有用性を正しく理解している人は少ない」と、大澤氏は嘆く。詐欺被害の多い仮想通貨の影響でブロックチェーンに対しても悪いイメージが先行し、企業からの投資が得られないなど、業界の成長が妨げられているというのだ。そこで、ブロックチェーンの正しい知識の流布と業界の成長を目的に開講したのが、先の「情報経済AIソリューション寄付講座」だ。同講座はマネックスグループの寄付で運営され、一般公募から100人の受講生を集めている …

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