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R30のホープたち

サンリオキャラクターの営業経験を生かし 効果的に営業しやすい環境をつくる

須佐奈央子さん(サンリオ)

次世代を担う若手マーケター・クリエイターを紹介する本連載。新たな時代を担うホープたちはどのようなポテンシャルを秘めているのだろうか。今回はサンリオ マーケティング本部 キャラクター推進部で活躍する須佐奈央子さんに話を聞いた。

サンリオ マーケティング本部
キャラクター推進部 営業推進課
須佐奈央子(すさ・なおこ)さん 26歳

2015年大阪教育大学を卒業後、サンリオに入社。製薬会社や日用品メーカーへの営業を経験し、2018年4月より現職。キャラクターのブランディングのため、営業推進やプロジェクトの進行業務に日々奮闘中。

BtoBtoC事業開発を見据えたブランド育成に注力

今年45周年を迎えた「ハローキティ」などのキャラクターで有名なサンリオ。ギフト商品の開発・販売から始まり、現在は数多くのキャラクター商品の開発・販売からライセンスビジネスまで手掛ける。来年には創業60年を迎えるが、マーケティング本部が設立されたのは昨年のことだった。

同社マーケティング本部でキャラクターの営業推進を担当する須佐さんは、新卒でサンリオに入社し、企業向けの商品化や販売促進の企画・営業を3年間経験。企業に対し、サンリオのキャラクターのライセンス使用を提案するなかで、その提案の質を向上させたいと感じていたと話す。

「営業がより効果的にキャラクターを提案するためには、キャラクターの本質的な価値の理解が必要だと考えていました」。そんな考えが芽生えた矢先、マーケティング本部への異動が決まったのだという。

須佐さんは、マーケティング本部に所属しながら営業推進として、営業部隊とマーケティング本部の橋渡し役を担う。また営業担当の商談に同行することも多いという。

「営業側が提案に悩んでキャラクターの使い方を相談したい時がある一方で、マーケター側がブランディングの一環として営業と一緒に動きたい時もあります。営業推進はそんな二者の間に立ち、案件成約にもキャラクターのブランディングにもつながるような形で営業活動をフォローしていきたいと思っています …

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サンリオキャラクターの営業経験を生かし 効果的に営業しやすい環境をつくる(この記事です)
マーケティング部設立2年 社内にマーケティング思考を浸透させたい
auの公式SNS運用を通じて企業の『人間味』を伝えたい
日本市場での経験を生かしブランドマネージャーとしてアジアへ羽ばたく
ホンダ二輪のASEANマーケティング担当 発想力を生かしつつ現地情報を提供
「まずはファッションの楽しさを伝えたい」ティーン向け動画メディアを運営
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